2009年 10月の投稿

2009 年 10 月 20 日 | 投稿者: 下泉 澄夫

  夫婦で今年の春から始めた「西国三十三所参り」も残りあとわずかで、今年中には33所全てを回れそうです。私は特に決めた宗教は持っていませんが、本堂の前で「仏説摩訶 般若波羅密多心教・・・・・」で始まる般若心教を唱えておられる人が多くおられます。これは玄奘三蔵法師の翻訳で「空」の境地を説いています。何事にもこだわらない心で己を捨てて、全てを捨てれば、おのずから「空」の境地が開け、彼岸=悟りへ到達できる。と言うことでしょう。

  難しい話ではなく、我々の言葉でいえば「素直な心」とか「自然の摂理に順応同化」して事に当たる。との意味と解釈しています。戦後と言ってもそんなに古い話ではなく、わずか数十年前の日本では、その日の食事にも事欠き、掌一杯の白い米粒はダイヤモンドの輝きよりも尊く、その米粒を薄く引き伸ばした粥にして食べていた事がありました。時代は変わり、飢えに泣く子もなくなり、寒さに震え嘆く子もなくなりました。飢餓の日本から、まさに暖衣飽食の日本になりました。

  暖衣飽食は知らず知らずのうちに、甘えを生み出したり、おごりを生み出しています。そして素直さを失い、謙虚さを失い、感謝の心を失って、自然に人と物への愛情を失っているのではないでしょうか。何も、食べ物、衣服、住居、等において、豊かな生活になったのがいけないと言っているのではありませんが、戦後とにかく生きる事に「一生懸命」「素直に働いた」そんな中に「生活の向上」を生み出してきた。この事を今一度考え、この豊かさの原点を顧みる時ではないかと思います。   

                                                      サンコーグループ 会長 下泉澄夫

カテゴリ: 日記  | 1コメント
 | 投稿者: 下泉 澄夫

 まだまだ世界の経済状況は厳しく、先が不透明です。日本は新しい政権の下、色々な施策が打ち出されていますが、ぜひ実のあるものに仕上げて行ってほしいものです。我々企業も今までの施策ではなく、現状に合った企業経営をしていかなくてはなりません。金科玉条のごとく、昔決めた事を守り通していくのではなく、守らなくてはならないもの、変えていかなくてはならないものをしっかりと見極めた施策が必要です。

 私たちの会社、サンコーグループの経営理念の一つとして「人は会社の宝もの」を掲げており、事業の成功は「人」にかかっていると思っています。私たちの守り続けたいものは 「燃えるような思いで業務に当たり 嬉々として働く仲間とともに!」 の心です。会社の業務としては、各々の持ち場としての分担がありますが、それが結集して一つの目標に向かって進んでこそ、強い力になってくるものと信じます。

 長い厳しい不況が続いていますが、日本産業の捲土重来を期してやっていく為にも、全社員の「豊かな心」「逞しい活力」「羽ばたく若さ」「育む向上心」がグループの総合力になると思っています。

                                                         サンコーグループ  会長 下泉澄夫

カテゴリ: 日記  | コメントなし
2009 年 10 月 1 日 | 投稿者: 下泉 澄夫

先日、社員研修の一環として、全社員でお得意先様の会社見学をさせて頂きました。日頃は自分たちの会社しか知らない社員が多く、他社を見学させて頂いたり、トップの方々のお話を聞かせていただく事によつて、違う分野が見えたり、新しい考え方、手法、取り組み等がわかります。私も社員も随分と勉強になりました。これを今後どう自社に活かしてゆくかということが課題ですが、まずは第一歩として「他社に学ぶ」事からやっていきたいと思います。

そんな中で、お会社のトップの方から最初のご挨拶で「自分は営業出身だが、工場は科学の分野で理論や手法によって合理化や問題解決ができる。しかし商売の中での営業は理論や理屈で自分たちの主張をしても、お客様から『私はあなたが嫌いなんです』と言われたら購入して頂くこともできない」と言っておられました。本当にその通りだと思います。何もお客様に気にいられるような、おベンチヤラを言う必要はないですが、商売の基本は「お客様の立場にたって」だと思います。自分たちの理論が通っても仕方ありません。真にお客様が、納期・コスト・仕様・品質・等で何を求めておられるのかを感じて、お客様の立場に立っての行動基準が商売の基本だと感じています。

                                                                   サンコーグループ  取締役会長  下泉澄夫

カテゴリ: 日記  | コメントなし