昨年の春過ぎから夫婦で始めた「西国三十三所のお参り」もやっと三十三番 谷汲山 華厳寺のお参りで、無事満願を迎えました。もともと歴史や古寺に興味もあり、奈良・京都に住んでいることもあって、それなりのお寺には行っているつもりでしたが、こうして新たに回ってみると知らないところの方が多く、随分と勉強になりました。姫路の書写山 圓教寺は映画「ラストサムライ」や「宮本武蔵の決闘場面」でも使われました。自身が行ってみてその迫力には驚きと同時に、言葉も出ないほどの感激を受けましたし、大阪泉南の槙尾山施福寺では思いもかけない登山に苦しみました。他のお参りでも、簡単には行けないところも多くありましたが、今となっては達成感・満足感の方が多く大きな喜びを感じています。
昔読んだ書籍の中で「お米でも、魚でも、厳しい寒さに耐えて育ったものほど美味しく、温暖な場所で育った食べ物とは違う。人間も小さい時から厳しく鍛えられた人ほど、大きく成長しており、甘やかされて育った人とは違う」と書かれており胸を打たれた事があります。高い山へも、ヘリコプターで頂上へ行ったのと、歩いて登ったのとは頂上に立った時の感慨は天と地ほどの違いがあるでしょう。苦労して成し遂げた事ほど喜びも大きく、その中身も充実しているものだと感じました。 サンコーグループ会長 下泉澄夫








